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文章

 

Y: 文章を書いて、相手に伝えるのって難しいよね。

M: 伝えることなんてあるの?

Y: 小説でも新聞でも何でもいいんだけど、読み手にある程度の読解力が問われるよね。

M: そりゃあ言葉を知ってることが、大前提だよね。

Y: じゃあ、書き手はどこまで読み手の読解力に依存して良いのか。

M: ん?

Y: 例えば、小児向けの絵本とかは、字もひらがなばかりで、ものすごく分かりやすい表現じゃない。

M: 絵本は絵がメインだしね。

Y: 新聞とかも、万人に読んでもらえるよう、そのくらい簡潔に書いたらどうだろう。

M: どんな風に?

Y: 「きたちょうせんと てぽどんくん」とか。

M: とても難しくなったよ。

Y: 少し漢字を混ぜよう。

M: そのまま漢字をあててもダメだよ。

Y: 「北の国から2007 核」

M: 伝えることを、放棄しているよね。

Y: 文章って難しいね。

M: ちゃんと書けば伝わるよ。

Y: 国語のテストで、小説や説明文の読解というのがあるじゃない。

M: うん。

Y: あれって間違えられたら、作者へこむよね。

M: どうして?

Y: だって、自分の思いが伝わってないってことだよ。

M: それは、読み手の読解力が無いせいなんじゃないの?

Y: 高校生くらいのテストから、そうとは言いきれなくなる。高校生に理解されない文章って、ちょっとまずい。

M: 国語の点数が悪いのは文章のせいだというの?

Y: テストの題材にされるような文章は、悪い見本だと烙印を押されるようなもの。

M: よく、○○新聞の文章が、○○大学の試験に出たって、広告うってるよね。

Y: ウチの新聞は分かりづらいですよって言ってるようなもの。

M: ひどい解釈ね。

Y: 要するにテストの題材になりそうもない文章を書けば、おのずと良い文章になるわけだ。

M: どうすればそんな文になるのよ。

Y: まず、指示語と副詞は危険。すぐ横に線を引かれて設問の餌食。

M: 分かりづらくなるじゃない。

Y: そこを工夫するんですよ。

M: 「そこ」って指示語じゃない。

Y: とにかく、工夫するんですよ。

M: 「とにかく」って副詞じゃない。

Y: 工夫するんですよ。

M: いまいちな工夫ね。

Y: あとは、難しい漢字もやばい。

M: ひらがなで書いとけばいいね。

Y: 「てぽどんくん」

M: それは、やりすぎ。

Y: 比喩は直喩が原則。隠喩なんかは試験界の三大美味と言われてる。

M: 残り2つは無いんだよね?

Y: 筆者の心情を次の選択肢から選べ、とかもあるじゃない。

M: あるけど。

Y: ちゃんと筆者に確認とってるのかしら。

M: とらなくても、だいたいわかるもんじゃないの?

Y: そんなことはわからない。牛丼食べたいって思いの中で書いた、渾身の作品かもしれない。

M: それこそ文章からじゃ分からないじゃない。

Y: ちゃんと行間を読み取らないと。

M: 行間が広すぎるよ。

Y: 逆に、通じさえすれば、誤りとされている文章を書いても良いと思う。

M: 誤ってたら、通じないんじゃないの?

Y: 「松坂が投げた^^」

M: 何その顔文字は。

Y: 短文で、松坂が投げて勝ったんだなっていうのが伝わる。

M: 松坂が勝った、でいいじゃない。

Y: 「吾輩は猫である^^;」

M: 微妙になってるじゃない。

Y: 花子「よかったね^^」【設問】花子の心情を次から選べ。

M: 顔文字・絵文字と、気持ちは必ずしも一致するとは限らないよ。

Y: そうなの?

M: 例えば、あんたがゴチャゴチャ、メールを女の子に書いたとして、その返信に「がんばってね(≧∇≦)」の一言。

Y: 脈あり?

M: 分析するまでもなく、たくさん書くの面倒くさいから、顔文字でごまかしています。

Y: え、そうなの?

M: とりあえずハートマーク、とかは便利ですね。

Y: こういうのを、国語のテストに入れるべきではなかろうか。

M: そもそも、あんた顔文字使わないじゃない。

Y: 後からどうとでも取れるテクです。

M: 確信犯だ。

Y: 確信犯って言葉も文章を分かりづらくする。

M: どうして?

Y: 確信犯って、悪いことだと分かっていて実行するって意味で使ってるよね。

M: 違うの?

Y: 正しくは、自分が正しいと信じて行なう犯罪。テロとかクーデターとか、そっち系の犯罪ね。

M: 悪いという自覚では確信犯って言わないんだ。

Y: それならわざわざ、確信なんてつけなくていい。悪いことなんて、誰しも悪いとわかってやってる。

M: でも、みんな、確信犯って使ってるじゃない。

Y: 間違って使う人も多いから、もう間違った意味の方も、正しくなっちゃうかもね。

M: どういうこと?

Y: 例えば、ある人が、「あの人、確信犯で会社休んでるよね~」と誤用してきたとする。

M: あんたが休んだ時とか?

Y: 確信犯の正しい意味を知っている人は、世間でどれだけ誤用されているかも知っている。

M: だから、相手に合わせて返事をする。

Y: そう。いちいち鬼の首を取ったように、訂正を入れたりしない。

M: あんたのようにね。

Y: 結果的に、誤用の意味も、一軍昇格となるかもしれない。

M: そんなの結構あるの?

Y: 役不足っていうのも誤用の方が多そう。

M: 力不足って意味じゃないの?

Y: 自分の力量では物足りないポジションという意味。

M: 「私では役不足です」とか言っちゃってたよ。

Y: こんなちゃっちい仕事なんてやってられるか、って言っているようなもんです。

M: 謙遜のつもりで言ったのに。

Y: 北朝鮮には、国連加盟は役不足だよね。

M: えーと。うん。

Y: おやすみ。

M: おやすみ。

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