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サラリーマン

 

Y: 我々は、サラリーマンです。

M: そうね。

Y: サラリーマンって何なんでしょうか?

M: また、働きたくない病?

Y: 字面のままとれば、給与取得者だよね。

M: 会社から給料をもらっている人は、サラリーマンってことね。

Y: でも、パイロットとかアナウンサーとか、会社から給料もらってるんだろうけど、なんか違うよね。

M: 誰もがなれるような職業じゃないしね。

Y: じゃあ、サラリーマンの定義としては、誰でもなれるっていうのが言えるね。

M: 特に資格もいらないし、必要なのはヒューマンスキルくらい?よく、あんたがサラリーマンやれてるね。

Y: サラリーマンは、言われたことだけやってればいいからね。

M: 案外、楽なもんかもね。

Y: サラリーマンの中にも種別がある。

M: ホワイトカラーとかブルーカラーとか?

Y: そんなのは大差ない。

M: じゃあ、どんなのよ。

Y: 目的の違い。

M: サラリーマンをやってる目的?

Y: 目的と言っても、いろんな目的が複雑に絡み合ってる。

M: どういうふうに?

Y: 人が職業を選ぶ要素には「まみむめも」があります。

M: 何その、調味料の「さしすせそ」みたいのは。

Y: まず『ま』。

M: 別に聞いてないよ。

Y: 『ま』は、満足感。仕事で充実感を得られること。

M: 充実してるかなんてわからないよ。

Y: 一生懸命に打ち込めるような仕事かどうかって感じ。「仕事したなー」って思いたい、働きマンがこれ。

M: あんたとは、無縁の要素ね。

Y: 『み』は、皆のために役立つこと。自分の力を社会に還元すること。これの究極型はボランティアになります。

M: 「社会の役に立ちたいです」って、就職活動の面接時にしか言わないんじゃない?

Y: 就職して年が経てば経つほど、「会社の役に立ちたい」と勘違いする人も多いね。

M: どちらにしても、これもあんたとは、関係なさそうね。

Y: 『む』は、無。ストレスが無いこと。好きなことができているかとか、人間関係が円滑かとか、楽しさとか。

M: 一番、重要そうな要素な気がする。

Y: 『め』は、名声。ステータス。世間体。誰かに認められること。一流企業に勤めるとか、役職につくとか、ブランド志向型。

M: これは、あんたが、一番大事にしていそうな要素ね。

Y: うん。世間体がなければ、即ニートといつも言ってるでしょ。

M: どうせなら、もっと上を目指そうとか、向上心を持ちなさいよ。

Y: 『も』は、儲けること。お金ね。

M: これは、誰しもある程度は要素に入ってきそう。

Y: この「まみむめも」を五角形にして、まず自分の理想の五角形を書いてみます。

M: やっぱ希望としては、ストレスが無いのがいいのかな。次にお金かな。

Y: ストレスを無くし、お金を稼ぐことしか、頭にないのは、ショムニの前半30分です。

M: ステータスとお金だけを求めるとかは、なんか醜いね。阪神銀行の万俵頭取みたい。

Y: 醜いことが、悪いことではないよ。

M: どうして?

Y: あとでわかる。

M: 五角形を書いたらどうするの?

Y: 次に、自分の現実の五角形を書きます。さっきの五角形との乖離が、職業の理想と現実のギャップです。

M: やっぱりストレスが一番乖離するね。

Y: さっき、ステータスとお金を理想として挙げた人は、実際には、社会への還元まで副産物として行なっていることがある。

M: 理想は醜くとも、結果として社会還元があればいいってこと?

Y: 逆に、いくら皆のためにと考えていても、結果が出てなければ、意味が無い。

M: そんなことは無いと思うけど。

Y: 充実感だけをきっちり得ていても、社会還元がなければ、単なる自己満足。

M: サラリーマンは、どんな五角形が多いんだろう。

Y: サラリーマンの場合、理想としている五角形に、まんべんなくプロットするタイプが多いと思う

M: 理想が高いというか、広いのね。

Y: たとえば、世間体や給料を捨てることによって、自分のやりたいことを職業にできるはずなのに、踏み切れない。

M: まさに、妥協の職業ね。

Y: そして、サラリーマンの場合、他の職業と比べて、ストレスの部分がものすごく乖離する傾向がある。

M: 人と関わってこその仕事だし、好きなことではないことをやっている人が多いしね。

Y: じゃあ、満足もできず、ストレスが溜まるからといって、脱サラすればいいかというと、改善するとは限らないから困りもの。

M: だから、みんな悩んでるんじゃない。

Y: この問題は実は楽観的に考えていい。

M: なんで?

Y: 1日24時間あるうち、睡眠6時間と食事などの生活時間3時間を引くと、毎日15時間残っています。これは1日の62.5%。

M: うん。

Y: 人生を80年として、この62.5%が、ちょうど50年分に相当します。

M: 人間は50年分の時間を自由に使えるということね。

Y: この50年分の時間のうち、労働時間ってどんくらいだと思う?

M: 見当もつかない。

Y: 月200時間働いたとして、年間2,400時間。労働期間を40年とすると、96,000時間。

M: うん。

Y: これは、約11年分に相当します。

M: 意外に少ないね。

Y: 自由に使える時間の中の5分の1程度、ストレスにくれてやってもいいんじゃない?

M: うーん。

Y: 一生をこれで終えてしまっていいのか、と自問する人がいるけど、たった5分の1のことに、あれこれ悩まなくてもいい。

M: でも、その5分の1が一番、脂が乗ってる気もするよ?

Y: 5分の1に執着するより、残り5分の4を膨らませることを考えた方がいいと思う。

M: どんなふうに?

Y: 他に趣味をもつとか、副業をするとか。

M: だったら、そもそも、たかが5分の1のことで、ウダウダ言うのをやめなさいよ。

Y: 人は矛盾を抱えて、生きているものです。

M: あんたはどんな理想の五角形を書いてるのよ。

Y: お察しの通り、仕事で満足したいとも思ってないし、人のために働く気もない。お金と名声とストレスにちょっとずつ。

M: 現実の五角形はフィットしてるの?

Y: くやしいことに、ニートでシミュレーションした五角形よりは、フィットしてしまう。だからサラリーマンを続けるしかない。

M: 他にやりたい職業はないの?

Y: 僕の理想の五角形に最適な職業が1つある。

M: 何?

Y: シロガネーゼ。

M: シロガネーゼは職業じゃないよね。

Y: どうやったらなれるんだろう。

M: そんなこと、私が聞きたいよ。

Y: 白馬に乗った王女様が現れないかしら。

M: 馬券は買わないと、当たらないよ。

Y: そんな超万馬券の買い方なんて分からない。

M: たくさん働いて、セレブとお近づきになるしかないんじゃない?

Y: 結局、サラリーマンを続けるしかなさそうだね。

M: そんなことは、話す前から分かっていたことだよね。

Y: おやすみ。

M: おやすみ。

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