MとY

 
 
 
 
 
 

敬老の日

 

Y: 今の老人は敬うべき存在なのでしょうか。

M: そりゃ、そうなんじゃないの?

Y: チームAを働いていない世代、チームBを働いている世代、と仮定します。

M: つまり、チームAはお年寄りってことね。

Y: チームAは働けないので収入がありません。

M: チームBが支える必要があるよね。

Y: 別の観点で見てみましょう。チームAは全体の80%の資産を持っています。チームBは20%です。

M: チームAの中にも、貧富の差はあるよ。

Y: この場合、チームAの貧しい人は、誰に物乞いするのがベターと思いますか?

M: 物乞いじゃないでしょ。

Y: 普通同じチームで助け合いますよね。これはごくごく自然な考え方です。

M: まあ、そうだけど。

Y: ところがチームAの貧乏人は、なぜか同じチームに頼らず、チームBのなけなしの財産を奪っていきます。

M: 言い方がひどすぎるのよ。

Y: それどころか、チームAのお金持ちも、どさくさに紛れて、チームBの財産を回収します。

M: 年金なんだから、そういうもんでしょ。

Y: もう一度問います。チームAは敬うべき存在ですか? こんなの強盗と同じですよ。

M: 今のお年寄りは日本を復興させ、経済を発展させてきたんだし、尊敬した方がいいんじゃないの?

Y: それは単に、時代の流れに身を任せていただけなんじゃないですか? ぶっちゃけその時代に僕がいても、できたことなんじゃないですか?

M: あんたにはできないと、断言できるよ。

Y: 昔のお年寄りというのは、何というか清貧という感じで、一部を除けば尊敬に値するとは思います。

M: 今のお年寄りは尊敬できないの?

Y: 自分たちのことばかり考え、バブルを崩壊させ、放射線を垂れ流す起因を作ったのはチームAですよ。チームBのことを考えたらもっと何かできたのではないですか?

M: 自分の親にそう言いなさいよ。

Y: ゲンコツされるからやだ。

M: あんたはいつも、お説教されてそうね。

Y: もちろん個でみると良い人もたくさんいますけど、全体的に、今の老人を尊敬する気持ちにはなれません。

M: じゃあ、どうしたらいいのよ。

Y: 答えは出ているじゃないですか。ごくごく当たり前のことをすればいいだけです。

M: チームA内の助け合い?

Y: そうです。年金を廃止し、世代の中で助け合うシステムにすべきです。

M: どういうシステムなのよ。

Y: 世代ごとに議会を作るのです。その世代にのみ適用する条例も作れます。

M: 選挙権・被選挙権もその世代の中で適用するの?

Y: そうなります。チームA内だけで総選挙をすればいいです。恋愛禁止条例を作ってもいいんですよ。

M: しまいにはジャンケンでトップを決めそうね。

Y: 議論すべきは、自分達の世代の中で財産の無い人達をどう扱うか、ということです。

M: これって、お金持ちの権力が強くならない?

Y: 民主主義ですから、基本的には、今の日本のように根回しのうまいお金持ちが権力を握るかもしれません。

M: ダメじゃない。

Y: でも、数でごり押しして貧乏人が政権を奪る可能性だってあります。そうすれば革命ですね。金持ちの財産はボッシュートという条例だって可能です。

M: めちゃくちゃになるかもしれないじゃない。

Y: その世代の中で決めたことなんだから、いいんじゃないでしょうか。

M: これって、子供の世代とかはどうなるの?

Y: 15歳から選挙権と被選挙権を発生させましょう。14歳以下は子供なんでチームKですね。

M: childなんだから、チームCで良かったんじゃないの?

Y: チームKの教育費用や医療費などは、国の税金でカバー。

M: 子供は国が守るの?

Y: 子供は国の宝です。命の価値が違います。

M: 命に価値なんてつけないでよ。

Y: 明確にしておいた方がいいです。0歳の命と100歳の命が同じ価値であるはずがありません。

M: 価値の問題じゃないよ。

Y: これは一見、平等ではなさそうですが、平等でもあるんです。100歳の人だって、0歳の頃はあったわけですから。

M: 屁理屈だよ。

Y: 老人に話を戻しますが、世代議会を成立させることによって、他の世代に迷惑をかけることがなくなります。

M: 世代間の助け合いとかは、必要じゃないの?

Y: それは、世代の中で十分助け合いをしてから言うべきです。順序が逆です。世代を越えて上戸彩をさらっていくとか、そういうルール違反はダメですよ。

M: あんたも、女子高生を見たりするのはルール違反だからね。

Y: 気持ちを込めて見ているから許してください。

M: 世代間の助け合いがないと、お年寄りを虐めているように思えるんだけど。

Y: 敬う必要がないと言っているだけで、虐げろとは言っていません。老人も一人の普通の人間として扱うべきです。その中に尊敬できる人がいれば、個として尊敬すればいいのです。

M: お年寄りを大切にしないのは、とても良くないことに感じるよ。

Y: 「老人だから」というステレオタイプで見るのはやめた方がいいと言っているのです。きちんとその人と接し、その上で敬うなりするべきです。

M: でも、お年寄りを敬わないと、敬老の日がが無くなっちゃうよ。

Y: 老人の日でいいよ。

M: 何するのよ。

Y: あなたは海の日に何かするんですか?

M: そういう扱いなの?

Y: 祝日に意味をもたせたいのなら、尊敬の日でどうでしょう。

M: 誰を尊敬すればいいのよ。

Y: 誰でもいいです。周囲の人間を見つめなおす機会です。これなら、老人を尊敬するという人も、今まで通り尊敬できていいんじゃないでしょうか。

M: そうじゃなくって、敬老の日は、あんたのようにお年寄りを尊敬できていない人に対して、尊敬する機会を持たせる日なんじゃないの?

Y: だったら、もっとうまくキャンペーンしないと。

M: 一応聞こうか。

Y: やっぱり、若い層を騙したいんだよね?

M: 騙すわけじゃないよ。

Y: 若者に人気のあるコンテンツを老化させたらいいんじゃないでしょうか。

M: 例えば?

Y: 「けいろう!」とか。

M: 誰も見ないよ。

Y: じいさんがエヴァ初号機に乗るとか。

M: 死んじゃうよ。

Y: 目標をセンターに入れておしっこ。目標をセンターに入れておしっこ。目標をセンターに入れて、、、

M: 座ってしなさいよ。

Y: 漏れちゃダメだ。漏れちゃダメだ。漏れちゃダメだ。

M: もうヤシマ作戦じゃなくて、オシメ作戦に切替えた方がいいよ。

Y: パターン黄色!漏れてます!

M: それ、パターンとかじゃないよね。

Y: こういう時どんな顔をすればいいかわからないの。

M: 笑えばいいと思うよ。

Y: 年齢を上げることによって、人類補完計画に深みが増しますね。

M: 違うところが補完できてなかったけどね。

Y: 「ジジの奇妙な冒険」

M: ジョセフはおじいさんだから、そのままでもいいんじゃないの?

Y: 「『おちこんだりもしたけれど、私は元気です』とか好き勝手言ってますけど、ボクはしゃべれなくなって放置ですよ」

M: そっちのジジなの?

Y: あれは、ジジがしゃべれなくなった派、キキがジジの言葉を聞き取れなくなった派、映画を見ている我々が大人になって聞き取れなくなった派、などがいます。

M: あんたどっちなのよ。

Y: ジジは最初からしゃべってなどいない。初めからキキの妄想で、成長したから妄想が不要になっただけ。つまり用済みのじじいはポイという映画ですね。

M: 勝手に変なメッセージを埋め込まないでよ。

Y: こうやって老人の実態を、どんどんメディア展開していけば、自ずと老人を尊敬するようになるのじゃないでしょうか。

M: 敬老の日を作った人も、まさか、こんなひどいことを言い出すバカが現れるとは思わなかっただろうね。

Y: 敬老の日のおかげで、老人について考える良い機会ができました。

M: あんたも年を取ったら老人なんだよ?

Y: 私は考え方を柔軟に変えられる人ですからね。年を取ったらまた考えなおすことにしますよ。

M: 少なくともあんただけは敬うべき存在ではないということがハッキリしたよ。

Y: おやすみ。

M: おやすみ。

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