MとY

 
 
 
 
 
 

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一週間フレンズ。

 

Y: 「一週間フレンズ。」というアニメを見てる。

M: あんたは友達いないから、見ても分からないんじゃないの?

Y: いますよ、失礼な。フェイスブックに「友達」って書いてあるから、この人達はたぶん友達だよ。

M: 心配しなくても誰も友達だと思ってないよ。

Y: そもそも友達の定義ってどういうもんなんでしょうかね。

M: 友達に定義なんてないよ。そんなことを考えてる時点で友達がいないんだよ。

Y: ええ。わかっていましたけどね。ぼっちですしね。最近は仕事の話でしか声帯を使っていませんからね。

M: 友達がいないことがはっきりしたところで、その「一週間フレンズ。」はどんな話なの?

Y: 友達の記憶が一週間で消えちゃうって話。友達以外のどうでもいい人や家族のことは覚えてる、という設定。

M: そんな病気実際にあるの?

Y: 事故でそんなふうになってしまったという話が出てくるけど、これはもう、そういう設定だということで話を楽しむものです。

M: じゃあ、仲良くなっても、その関係は一週間でリセットされるわけだ。

Y: 藤宮さんって女の子なんだけど、月曜日が来ると、友達に関することは全部忘れる。

M: それって、忘れられる方もきついよね。

Y: 忘れられる方は長谷君。長谷君は忘れられても毎週月曜日に「友達になってください!」って言いに行く。とても健気。

M: でも、それじゃあ、話が無限ループじゃない。

Y: だから、藤宮さんは日記を書くことにして、忘れてしまうであろうことを書き留め、少しずつ距離を縮めていく。

M: メールとか残ってないの?

Y: 藤宮さん携帯持ってないらしい。

M: 友達の記憶が無くなる設定より無理があるよね。

Y: で、その日記がひょんなことで無くなってしまって、また最初からみたいな話にもなったりもする。

M: だからメール打とうよ。ブログにも書けばいいじゃない。

Y: なんかそれだとお話が味気ないじゃない。

M: じゃあ、一週間でデータが消えちゃうとか。

Y: それはただの欠陥サーバだよ。

M: 特定の人だけメールが残らないとか。

Y: それは浮気相手からのメールだよね。自ら消してるよね。

M: もういいから、続きは?

Y: 藤宮さんは長谷君のことを少しずつ覚えているようになってきたんだけど、二学期になって、幼なじみが転校してきた。

M: お、なんか面白くなってきたね。

Y: 藤宮さんの記憶が一週間で消えてしまう原因は、どうもこの幼なじみと会う約束をしてたのに、会いに行く途中で事故にあってしまったかららしい。

M: それはもう、ただの幼馴染みじゃないねぇ。

Y: その幼馴染みに「裏切り者」と言われた瞬間、藤宮さんは倒れちゃって、目が覚めたら長谷君のことは完全に忘れてしまってた。長谷君が声をかけても「誰ですか?」って感じ。

M: じゃあ、完全に最初からだ。でも、あんたは内心、長谷ざまぁとか思ってるんでしょ。

Y: 男女間の幸せは等しく呪う。僕のできる数少ないことの一つ。

M: そのアニメ、あんたが主人公だったら、ものすごくつまらないだろうね。

Y: なんで?

M: まず、あんたが、記憶が消える側の立場であった場合。

Y: うん。

M: この場合、あんたが友達だと勝手に思ってる人の記憶が消えるわけだ。

Y: 勝手にって何ですか。

M: ところが実際は友達でもなんでもないから、記憶が消えても誰もあんたのことに見向きもせず終了。あんたも記憶が無くなったことにすら気づけないから、ハッピーエンドだね。

Y: どこがハッピーなの?

M: そして、あんたが友達だと勝手に思っている人が、記憶が消える立場であった場合。

Y: もう想像つくからやめて。

M: その人はあんたのことを友達だと思ってないから、あんたの記憶が消えないで終了。これはちょっとハッピーじゃないかな。

Y: なんでハッピーじゃないの?

M: 友達の記憶が消えるのは嫌だけど、自分が指定した人の記憶が消えるのならありかもね。

Y: 誰の記憶を消したいの?

M: あんたとか。

Y: ひどい。

M: 人の悩みは十中八九が人間関係なんだから、その人ごと記憶から消えれば悩みも消えるんじゃない?

Y: わざわざ記憶を消さなくても、悲しいかな時間が経てば忘れるよ。人間関係の悩みは時間が解決してくれる。

M: あんたは悩みが無さそうでいいね。

Y: それどころか、僕のことで悩んでいる人間はいない。ぼっちは平和の象徴。そろそろ僕にノーベル平和賞を授けるべき。

M: たぶん、親御さんが悩み悲しんでるよ。

Y: 「一週間で人のことを忘れる」のはきついけど、「一週間で自分のことを忘れてもらう」能力なら結構使えるかも。

M: もはや、新手のスタンドになってるね。

Y: たとえば、会社の人間に能力を発動させまくれば、誰も自分のことを覚えていなくなり、仕事が降りてこない。

M: 仕事は指示されるものだという受け身な考え方がにじみ出てるね。

Y: サラリーマンの唯一の特権が、指示を待って稼げることですよ。

M: だったら部下にちゃんと指示しなさいよ。

Y: 何より、ただ自分のことを忘れられてるだけなのに、能力のせいにできるのがいいね。

M: 木を隠すなら森の中と言うけれど、それは悲しみの森だね。

Y: まあ、せっかくなんで「一週間フレンズ」の今後の展開の予想をしましょう。

M: 紆余曲折を経てハッピーエンドでしょうよ。

Y: その紆余曲折が何なのか。

M: なんでもいいよ。

Y: 「一週間フレンズ」というタイトルなんだから、もっと一週間で友達の記憶を無くす人を増やしてくると思う。

M: 増やしてどうするのよ。

Y: 幼なじみの出現と藤宮さんの記憶のリセットにより失意の長谷君の前に、ジャイアンが現れて長谷君の「心の友」になる。

M: 心の友って、都合のいい人って意味だよね。

Y: でも、一週間経つと、心の友であったことなんて忘れられてる。

M: それって、いつもののび太じゃない。

Y: 次のお話は、長谷君が「タカシマヤ友の会」に入会する。

M: 入会しても一週間でチャラにされるの?

Y: タカシマヤ友の会は、1年積立式なので、積立分が支払われないことがわかるのが1年後ですね。今回のお話は1年後に向けての壮大な布石。

M: アニメって1クールだから6月で終わるんじゃないの?

Y: その次のお話は、長谷君の前に夏休みの友が現れる。

M: 人間の友達を出しなさいよ。しかも、さっき、二学期が始まったって言ってたよね。

Y: この夏休みの友は、一週間で全て白紙に戻る。がんばってやってたのに、、ってなる。

M: コピーしておいて解決だね。

Y: どうしてすぐに、文明の利器を投入しようとするんですか。話が台無しだよ。

M: あんたが台無しにしてるんじゃない。

Y: こうして長谷君は藤宮さんとすれ違う日々を送る。

M: 藤宮さんの日記には、長谷君のことが書いてあるから、藤宮さんは長谷君のことを思い出すんじゃない?

Y: ジェバンニが一晩でやってくれました。藤宮さんの日記はすり替えられています。

M: なんでジェバンニが出てくるのよ。

Y: それでも、藤宮さんは日記をつけだすのですが、今度は以前ほどに親密になれません。日記を書いているにも関わらず、長谷くんのことを完全に忘れてしまうのです。

M: どうして?

Y: ジェバンニが日記のノートとすり替えたのは、一週間で白紙に戻る夏休みの友。

M: ジェバンニうぜぇ。

Y: こうして、藤宮さんと長谷君はだんだん疎遠になっていき、卒業しました。おしまい。

M: ハッピーエンドにしなさいよ。

Y: 結局、何事もなかったんだから幸せじゃない。

M: あんたの幸せ基準を適用しないでよ。

Y: 幸せかどうかなんて、何人でいたって一緒だよ。

M: そんなことないでしょ。

Y: 一人でいたら孤独感を感じるし、二人でいれば倦怠感を感じるし、三人いれば疎外感を感じるよ。

M: 何人でいても不幸になってるじゃない。

Y: 友達100人いたって不幸は起きる。友達100人作って、富士山の上100人でおにぎり食べたいって歌があるじゃない。

M: 一年生になったら?

Y: 友達100人作ったら自分含め101人。つまり一人ハブっておにぎり食べたいって歌ですよ。恐ろしい園児ですよ。

M: 言葉の綾じゃない。

Y: 友達がいてもいなくても、幸せかどうかは同じだと思うんですよ。友達がいないことにより一人になる時間が増えたおかげで、できるようになったこともあるでしょう。例えばこのアニメを見るとか。

M: 私は友達といる方が楽しいけどね。

Y: まあ、一週間でもいいから、友達をつくってみたいもんですね。どうしたらいいんでしょうかね。

M: 長谷君を見習って「友達になってください!」って言えばいいだけだと思うよ。

Y: 友達になってください!

M: 嫌です。

Y: おやすみ。

M: おやすみ。

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