SP
Y: 「SP」面白かった。
M: 岡田君もいいけど、堤さんも捨てがたいね。
Y: ドラマは面白ければいいんだけど、このSPって職業は実際にもあります。
M: アメリカのシークレットサービスみたいなもの?
Y: 日本ではセキュリティポリス。略してSP。
M: じゃあ、総理大臣とかは、SPに守られてるわけだ。
Y: このSP、ポリスっていうくらいだから、警察官なわけですよ。
M: うん。
Y: 公務員です。税金投入されてます。
M: そりゃあ、そうでしょう。
Y: ドラマでは、犯人の人が「こいつは守る価値なんか無い」と総理を指して言ってたけど、案外これはあってるんじゃないだろうか。
M: 総理大臣が死んでもいいってこと?
Y: 別にいいんじゃないでしょうか。
M: じゃあ、まず、あんたが死になよ。
Y: 犯人のように殺そうとする必要は全くないけど、守る必要も無いと思うんですよ。
M: SP不要?
Y: いらない。総理大臣守ってる暇があったら、僕を守った方がいい。
M: 世界で一番無駄な税金の使い方を提案したね。
Y: 民主主義って、民意が反映されている生活であればいいわけだ。
M: まあ、そうだけど。
Y: さすが21世紀だけあって、個人がマスコミを介さずに意見を述べられる時代になってきている。
M: Web2.0ってやつ?
Y: もう少しすれば、マスコミフィルタを通さずに、真の民意というものが、全国民に伝わる仕組みができるのではなかろうか。
M: そんな仕組みなんてできるの?
Y: Wiiの「みんなで投票チャンネル」でいんじゃね?
M: よくないよ。
Y: 今は、民意の代表者という観点で選挙を行ない、そのトップにいるのが総理大臣となっている。
M: うん。
Y: 前にも言ったけど、代表者に依存した形では、民意の全てを反映させることに限界がある。
M: 総理大臣という存在そのものがいらないってこと?
Y: 総理大臣のような、強いリーダーシップが無くなった時こそが、民主主義の完成形のような気がするわけですよ。
M: 気のせいだよ。
Y: 「板垣死すとも自由は死せず」って言葉もあるじゃない。
M: 板垣さんも、こんな引用をされて、さぞかし無念なことと思います。
Y: そういう観点で、ドラマ「SP」を作りましょう。
M: また脚本書くの?
Y: まず、要人がどんどん死にます。
M: 何やってるのよSP。
Y: 岡田君は合コン三昧。
M: あ、その合コンいきたい。
Y: ところが、犯人側は、要人をたくさん殺しているのに、ちっとも自分達の思うような世界にならない。
M: どうして?
Y: 民意で国を動かす仕組みが整っていたのです。
M: Wiiで?
Y: これぞ、社会の力。Society Power.
M: 略して「SP」?
Y: 犯人側は、任天堂のサーバをターゲットにし始める。
M: やっぱWiiなんだ。
Y: 任天堂サーバをサイバーテロから守らなければならない。
M: なんか、話の雲行きを怪しくなってきたよ。
Y: 任天堂は、セキュリティピカチュウで応戦。
M: また、とんでもない「SP」が出てきた。
Y: ピカチュウの「10まんボルト」こうかは ばつぐんだ!
M: サーバ壊れるよ。
Y: 犯人側は西のネズミに対抗して、東のネズミで応戦。
M: ネズミ年だからね。
Y: ソルジャー・プーを刺客として送り込む。
M: 「SP」をモジりたいんなら、プルートの方が格上じゃない?
Y: サイバーテロに関しては、プーさんの方が長けているのです。
M: そんな風には見えないけど。
Y: サーバにハチミツを塗りたくる。
M: どこがサイバーなのよ。ものすごいインファイトじゃない。
Y: この戦いで、任天堂の清掃担当のパートのおばちゃんは、とても苦労している。
M: ピカチュウに掃除させなさいよ。
Y: 「ハチミツと苦労婆II」
M: 「SP」じゃなくなってるじゃない。
Y: このドラマを通じて、本当に守るべきは総理大臣などではなく、民意の正確な取得と反映の仕組みであることを知ってもらいたいね。
M: その前に、あんたにSPをあてた方が良さそうね。
Y: やっと、僕の価値に気づいてくれましたか。
M: セキュリティパッチ。
Y: ひどい。
M: または、サービスパック。
Y: ひどすぎる。
M: おやすみ。
Y: おやすみ。
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